世界遺産の旧市街「グランディル」

ドイツとフランス、どっちも好きという方には、ストラスブールへの旅ほど、楽しいものはないのではないでしょうか? パリから行くとすれば、TGVに乗っても約2時間20分かかりますが、ライン川沿いの町とあって、ドイツ側からは橋を渡ればすぐそこです。つまりはそういった地理的な条件が災いして、常にドイツとフランスの狭間に立たされてきたのが、ストラスブールという町の特徴です。 とは言え、観光という視点に絞れば、やはり一番の見所は「グランディル」と呼ばれる旧市街です。グランディルとは、大きな島という意味。ライン川とへ合流するイル川の中洲に築かれた町だったからです。 旧市街の観光スポットとしては、まずはストラスブール大聖堂。赤色砂岩の色合いと144mの尖塔が、何と言っても目を引きます。町を一望したければ、高さ66mの展望台がおすすめです。ただし、330段以上の階段を登らなければなりません。

イチオシは12月のクリスマス市

他の人気スポットとしては、見るからに可愛い木組みの家が集まった、プティット・フランスという区域がありますし、ストラスブールの歴史や文化を詳しく知りたい方には、大聖堂の隣にあるロアン宮が最適です。そこには、ストラスブール美術館や考古博物館などが入っています。ロアン宮のそばからは、遊覧船にも乗れますので、中洲を含めたイル川周辺の様子を水上から眺めたい方にはおすすめです。 ちなみに、期間限定ということで言えば、クリスマス一色に染まる、12月のストラスブールはイチオシです。毎年開かれるクリスマス市はフランス最古。この時期の観光客は150万人を数えます。 なお、食べることも旅の楽しみの一つという方には、ストラスブールの名物料理はいかがでしょうか。極薄ピザといった感じのタルト・フランベや、塩漬け発酵させたキャベツと豚肉などを白ワインで煮た、シュークルートという料理が評判です。